【着物はどこで買う?】購入先の特長|着物購入の流れについて解説!

着物が買えるお店を探している着物の女性

きもの初心者さんが、着物の購入で後悔しないための
購入の流れ」「購入先の特長」「メリット・デメリット」について解説します。

着物を購入できるお店は、なんとなく分かっているけど実際はどこのお店で購入すれば良いのか分からない。
そのような方に向けて後悔しない購入先を選び方をご紹介します。

着物は高価です

なので、この記事を参考に素敵にお着物を購入するヒントにしてくださいね♪

この記事を読むことで分かること
  • 購入先の特長が理解できる
  • 自分の目的に合った購入先が見つかる
  • 着物購入の流れが理解できる
  • 素敵な着物を信頼できる方から購入することができる
はな

そもそも目的にあった購入先って何?

そら

購入先によって得意とする分野があるんだよ

まずは、それぞれの購入先の特長を理解することから始めましょう。

目次

着物や帯はどこで買う?

昔、着物は呉服屋さんから対面で買うのが定番でしたが、今は購入方法も多様化していて自分の目的に合わせて購入先を選ぶことができます。

なので、どのようにして自分に合った購入先を選べばよいのか?
迷いますよね…。
お店の選び方が分からずに行き当たりばったりで、高価な着物を購入してしまうかもしれません。

しかし、購入店それぞれの特長を理解することで、購入後の後悔をグッと減らすことができます。
なので、後悔しないように購入先の特長を確認していきましょう♪

では、詳しく紹介していきます。

百貨店

一流品を求める方にオススメ

特長

冠婚葬祭の衣装」「晴れ着」「個性的な趣味の着物」全国の作家さんの作品」など老舗問屋や有名メーカーから仕入れる高品質な商品が揃っている

メリットデメリット
高品質で品揃えが豊富
接客基準に応じた信頼できる対応
手に入らないものが手に入る
信用度が高い
価格が高い
入店・購入のハードルが高い
雰囲気で購入してしまう
所作が良く分からない
着物を百貨店で購入するメリット・デメリット


百貨店で購入した着物は、百貨店ブランドの着物であることが証明できれば買取業者に高額査定をもらえる可能性があります。

百貨店でブランドの着物を購入した際は、レシートを大切に保管しておきましょう!

呉服店

自分サイズの着物を仕立てたい方にオススメ

特長

着物のお手入れ「寸法直し」など着物に関するほとんどが対応できる着物に関してスペシャリストのお店

メリットデメリット
プロのアドバイスを受けられる
分からない事は電話で聞くこともできる
着物選び・コーディネート・お手入れまで相談できる
アフターサービスを行っていること多い
入店・購入のハードルが高い
お店によっては勧誘がしつこかったりする
お誂えの場合は予算(値段がわかりにくい)
価格が高くなりがち 
着物を呉服店で購入するメリット・デメリット

展示会などの催事では高価な着物や帯がズラリと並びます。

あせらず自分の目的を考え買い過ぎには注意しましょう

アンティーク|リサイクルショップ

今ではあまり売られていないデザインをお求めの方にオススメ

特長

今では手に入らないデザイン「アンティーク着物などサイズや条件が合えばお買い得な一枚に出会える。
着物好きな方はお宝を探すこともできます

メリットデメリット
低価格で掘り出し物が見つかる
様々な種類の着物が売られている
現物を見て購入できる
柄や色の使いがレトロで可愛い
自分ピッタリのサイズは見つかりにくい
古い着物はサイズの小さいものが多い
そのまま着れずにお直しが必要になることがある
しみ・汚れなどダメージがある
着物をアンティーク・リサイクル・リサイクル店で購入するメリット・デメリット

重要【アンティーク・リサイクル着物の購入】新品と異なるチェックポイント!

アンティーク・リサイクル着物」を購入するとき、まず以下の5点について自分に問いかけてみましょう。

  1. サイズは大丈夫?
  2. 着物の状態は?
  3. においは平気?
  4. 洗い張りや仕立て直しはできる?
  5. 目的に合ってる?

サイズは小さ過ぎると着ることができません

着物の寸法は着物を着用するのにとても大切になります。
しかし、昔の着物は着丈や袖が短いものが多いことが難点です。

着物のサイズ」「着物の状態」はしっかりと確認しましょう。

購入時は着物のサイズが測れるのでメジャーを持参すると便利

ネットショップ

時間のない方や接客されるのが苦手な方にオススメ

特長

実店舗で買うよりも比較的お得にお買い物ができ、多種多様な着物から選ぶことが可能

メリットデメリット
好きな時間に自由にスマホやPCで買うことができる
柄や値段の幅が広く新品から中古まで選択肢がある
押し売りされない
種類が豊富
実物が見れない
ユーズド品は、汚れやシミがある場合もあ
写真と説明分での判断が必要
イメージと違う場合がある
着物をネットショップリサイクル店で購入するメリット・デメリット

以上、「購入先の特長」「メリット・デメリット」について解説しました。

そら

購入先の特長については、理解できたかな?

はな

なるほど…

自分の目的に合った購入先を選ぶことが重要なポイント

着物は品質はもちろんですが、店員さんの知識や後の「お手入れ」「アフターサービス」まで考慮してお店を選びましょう

着物を買うために知っておく事

着物を購入」するには、

お誂えお仕立て
既製品
  • 反物などの生地から誂えて買う方法
  • 仕立て上がり(プレタ)を買う方法

2種類の購入方法があります

自分はどちらの着物を購入するのか?
着物の購入店選びはそこから始まります。

とはいえ、2種類の購入方法があるといってもよく分かりませんよね?

2種類の購入方法【誂え・お仕立て】【既製品】について解説

「お誂え・お仕立て」とは

反物の状態から「着物」「長襦袢」「羽織」などを縫うことです。
生地(反物)を買い、裁断から仕立てまで着る方に合わせて仕上げます。

白生地を買い、地染めからすべて誂えでつくる場合もあります。

メリットデメリット
オリジナルの一枚ができる
自由度が高い
自分体型に合わせた寸法で仕立てられる
着崩れしにくい
既製品より高価
ある程度の知識が必要
仕立て上がりに時間がかかる
「お誂え・お仕立て」メリット・デメリット

既製品」とは

着物として販売されている仕立てあがりのもの。
誂えは、身体を採寸して反物から仕立てていくのに対し、既製品は洋服のようにM・Lを選んで購入します。
素材は合成繊維の中でも圧倒的にポリエステルが多い。

メリットデメリット
比較的安価
購入後すぐに着られる
現物を見て購入できる
サイズが合いにくい
自由度が低い
素材が選べない
「既製品」メリット・デメリット

自分は、どのような着物を希望するのか?

お誂え品」「既製品」それぞれのメリット・デメリットを理解しておきましょう。

お店の方にすべてを任せていると、着用目的とは合わない高額な着物を進められるままに購入してしまうかもしれません。

お店の方にすべてを任せていては思いは伝わりません

そのような事を避けるためにも、あらかじめ事前に考えておきましょう。

  1. どのような着物なのか
  2. お店に行く前
  3. お店に行ったら

どのような着物なのか

  • 着たい季節を決めておく
  • どこへ何を目的にでかけるのか
  • 好みの着物を自分なりに決めておく

お店に行く前に

  • 予算を決めておく
  • 購入にかかる費用を予め確認しておく
  • 相場を知っておく

お店に行ったら

  • 行く前に準備した確認事項について確認
  • お支払い方法の確認
  • メンテナンスについて確認

着物を購入する流れ(仕立ての場合)

生地を選ぶ(1~2週間)
  • 紬などの織りあがった反物、ちりめんなどの染めあがった反物から選ぶ
  • 白生地から染める(染める場合、3か月から半年くらいかかることもある)
  • 八掛の色を決める
見積を出してもらう(1~2週間)
  • 最終的な購入金額
  • 仕立て代など別途かかる料金
  • 見積もりを取るのはオススメ
採寸をしてもらう(購入したらすぐ)
  • 購入が決まれば採寸(自分サイズに仕立てあげる)
  • 購入店舗から仕立てに出す場合は採寸も購入店で行う
仕立てに出す(4~6週間)
  • 購入店から仕立てに出す場合はお任せ
  • インターネットなどで仕立ててくれる人を探して発注
仕立て上がり
  • 購入商品の確認(寸法・八掛の色など)
  • 余裕を持った仕立て上がりを心がける
着物を着る

着物は季節により「柄」「素材」「仕立て方」が変わってきます。
また、同じ単衣の季節でも春に秋の柄である紅葉は着られません。
そのようなことにも注意しましょう。

着物買う前の注意点

  • 着物三店舗以上廻ってみる
  • 値引き額ではなく最終的な価格で考える
  • 商品だけでなくサービスやアフターフォローも考える
  • 安く買いたいならネットショップも考える
  • 店長や担当者の相性や信頼度が大事
  • 展示会は経験を積んでから
  • ネットでの着物購入はサイズを確認

買ってはいけない着物店

  • 勧誘がしつこい
  • 個人情報を聞きだそうとする
  • ありえない価格の商品が店頭に並ぶ
  • 店員の商品知識が乏しい

予備知識

着物を着るには付属品が必要

着物はそれだけでは着ることができません。
腰紐や帯板といった着付け用の道具も必要です。
さらに、草履やバックの小物も用意しなければいけません。

小物類

袋の基本は白フォーマルな着物にはフォーマルな草履が基本です。

一足目におすすめの草履は、フォーマルでもカジュアルでも使えるプレーンのものです。

  • 足袋
  • 草履
  • 袋物

襦袢など

襦袢は着物に合わせてお仕立てすることもあります。

着付けの道具は、着付け師の着付け方などで変わる場合があります。

着付け師さんと相談しつつ必要に応じて揃えると良いでしょう。

  • 襦袢
  • 肌着類など
  • 紐、伊達締めなど

帯まわり

小物などは格や季節によって揃えるものが異なります。

格や季節は着物と同様に帯にもあります

帯揚げ、帯締めとのバランスを考え着物と合わせていきましょう。

帯揚げ、帯締めを変えるだけでも雰囲気は大きく変わります。

  • 帯揚げ・帯締め
  • 帯枕・帯板

最後に

着物を購入する際の選択肢も多様化しており、購入店それぞれに「メリット・デメリット」があります。
自分に合った購入方法を理解し、後悔しない素敵な着物を見つけてくださいね♪

おしまい

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次